
R-9です。
『ロマンシング サ・ガ』というゲームをご存知でしょうか。
スクウェアから91年に発売されたスーパーファミコン用RPGです。
プレイヤーが8人の中から主人公を選び、好きなルートで話を進めることができる
「フリーシナリオ」システムを導入したことで話題になりました。
『ファイナルファンタジーIV』に続くスクウェアのSFCタイトル第2弾でもあります。
ヒントの少ないテキスト、凶悪なエンカウント率で、主に現在20代前半の人間に
強烈なトラウマを残したRPGはしかし、その素晴らしい音でも知られています。
作曲したのは、当時スクウェアに在籍していた伊藤賢治氏(イトケン)。
FFシリーズの植松伸夫氏に付いて、それまではゲームボーイの
『Sa・Ga2秘宝伝説』(一部)と『聖剣伝説』の曲を担当していました。
来週のbitcore、私はこの『ロマサガ』から十数曲を選んで
ハードテクノとミックスしていくようなDJを考えてます。
ロマサガとハードテクノ!今までやった人はいないと思います。たぶん。
思い入れがある人には、ちゃんと要所要所でじーんとくるような、
元ネタを知らない人でもガッツリ踊れるような、そんな構成を模索してます。
でもじっくり聴いてみると、この作品は元々テクノと相性がいいんですよ。
その理由のひとつは、4つ打ちキックをフィーチャーした作品が多いこと。
「下水道」という曲は、16分のハットを使ったメロディアスなダンストラックだし、
戦闘中に流れる曲はどれも160bpm前後のハードな4つ打ちです。
もうひとつは、130-140bpm前後の4/4拍子のマーチが多いこと。
8曲ある主人公のテーマのうち、「アルベルト」「シフ」「グレイ」は
そのまま被せるようにミックスするだけでもかなり踊れます(わたし調べ。
今回『ロマサガ』をターゲットにしたのにはもうひとつ理由があります。
この春、PS2で『ロマンシング サ・ガ ミンストレルソング』として、
実に14年越しでリメイクが出たからです。
(完全な移植は、過去にワンダースワンカラーでも出ていますが、、
音楽も作曲者本人がアレンジしているらしいのですが、私は未プレイです。
さて91年に出た『ロマサガ』はその後『2』、『3』とシリーズを重ね、
PSにハードを移して『サガ フロンティア』になりました。
伊藤賢治氏が曲を担当したのはこの作品までで、シリーズは『サガフロ2』、
『アンリミテッド サガ』、そして『ミンストレルソング』へと続きます。
伊藤氏は現在フリーの作曲家として、DCの『カルドセプトセカンド』や
PCのオンラインゲーム『クロスゲート』などに携わっています。
この人に関しては、他にもFFの曲をアレンジした『チョコボレーシング』や
恐らく永遠に日の目を見ないワンダースワン『ワイルドカード』など、
素晴らしい作品がいっぱいあるわけですが、、それはまた別の機会に。
ともあれ、当日はこんな感じですとだけ、予告しておきます。